京都市のごみ屋敷条例2019.05.07 03:22 大阪市内に事務所を構える司法書士の伊東弘嗣です。ごみ屋敷問題は、困難事案の好例として興味を持っているテーマの一つです。令和元年5月5日付京都新聞で興味深い記事がかかれていたので、これを契機に自分なりに簡単にまとめておきたいと思います。 京都市のごみ屋敷条例は、正式には、「京都市...
国際人権規約と日本の司法・市民の権力~法廷に活かそう国際人権規約2019.01.17 04:19社会権規約(A規約)の勉強のために借りたんですが、中身は自由権規約(B規約)のことばかりでした。とはいえ、自由権規約(例えば26条)が社会権規約に影響する、という視点があることを知っただけでも意味があったのかもしれません。なお、本書では、遺族厚生年金の夫の年齢要件は規約26条違反...
社会保障改革のゆくえを読む、を読んで2018.11.08 01:44新大阪・西中島の司法書士の伊東弘嗣です。まだ「はじめに」しか読んでませんが、冒頭からヤラれました。「貧困や格差を拡大させる政策は、それが意図的か否かは別として、結果的に、貧困層の若者のいわゆる「経済的徴兵」(かっこ書略)をうながし、日本を戦争のできる国にしていく基盤づくりともいえ...
権利としての社会保障2018.11.07 08:30社会保障は国から与えられるものでなく、権利である。この権利を擁護していくことこそが私のこれからの課題である。司法書士、社会福祉士、そして来年には加わるであろう社労士の能力を駆使して、社会保障を権利として実現していきたいと思う。